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【お知らせ】「AMR(薬剤耐性)に関するダボス・コンパクト」に賛同(2025年9月18日)

日本医療政策機構及びAMRアライアンス・ジャパンは、2025年9月18日、 「AMR(薬剤耐性)に関するダボス・コンパクト(Davos Compact on AMR)」に賛同しました。

2024年の国連総会ハイレベル会合で採択された「薬剤耐性(AMR)に関するハイレベル会合における政治宣言」を受けて、 AMRに関する四者合同事務局(Quadripartite Joint Secretariate on AMR)のレビューを経て、世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)のAMRに関するグローバル・フューチャー・カウンシル(Global Future Council on AMR)は、「AMR(薬剤耐性)に関するダボス・コンパクト」を2025年9月策定しました。本コンパクトへの賛同を通じて、様々な組織・団体がAMR対策活動への支持を表明しています。

また、本コンパクトを具体的な行動へと結びつけるために、WEFは2025年のダボス会議で新たに「UCARE(United Coalition for AMR Response)」を立ち上げました。UCAREは、2050年までにAMRによる死亡を大幅に削減し、1億人以上の命を救うことを目標に掲げており、イノベーションと抗菌薬、診断薬・診断機器、ワクチン等のアクセスの促進、啓発・学修支援とアドボカシーの強化、持続可能な農業・食料システムの確立、さらにはマルチセクター協働と資金動員の推進という4つの重点分野に取り組んでいます。

HGPIとAMRアライアンス・ジャパンは、 AMRに関するダボス・コンパクトに賛同する組織の一員としても、国内外の関係者と協力しながら、持続可能で実効性のあるAMR対策に今後も積極的に貢献してまいります。

AMRに関するダボス・コンパクトの全文はこちら(WEFウェブサイト・英語のみ)をご覧ください。

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