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【開催報告】第2回 ラウンドテーブル・ディスカッション AMR対策の数値目標を検討するラウンドテーブル~次期AMR対策アクションプランにおける適切な成果指標の設定を目指して~(2021年6月30日)

AMRアライアンス・ジャパン(事務局:日本医療政策機構)は、「第2回 ラウンドテーブル・ディスカッション AMR対策の数値目標を検討するラウンドテーブル~次期AMR対策アクションプランにおける適切な成果指標の設定を目指して~」を開催いたしました。

 

毎年、世界中で少なくとも約70万人もの人が薬剤耐性菌感染症により死亡していると考えられている。 このまま対策が取られなければ、2050年には年間死亡者数は1,000万人にまで上昇するとの予測もあり、世界規模で薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)対策が進められている。

我が国の「AMR対策アクションプラン 2016–2020」(以下、AMRアクションプラン)は6つの分野ごとに目標を掲げ、AMRアクションプラン全体を通しての数値目標を成果指標として設定している。AMRアクションプランの数値目標は、AMR対策を推進させた一方で、抗菌薬の過剰な使用抑制に繋がるおそれがあり、その数値の妥当性は議論されている状況である。

また、2021年度以降のAMR対策アクションプランは、2021年6月現在、未確定の状況である。本ラウンドテーブル・ディスカッションでは、2021年度以降のAMR対策の成果指標(数値目標)を設定する上での論点を整理することを目的としました。

 

■概要
日時:
2021年6月30日(水)
形式:オンライン(Zoomミーティング)
主催:AMRアライアンス・ジャパン(事務局:特定非営利活動法人 日本医療政策機構)

 

プログラム

開会
本田 顕子(参議院議員) 

発表

「次期アクションプランのヒト分野の数値目標」について
舘田 一博(一般社団法人 日本臨床微生物学会 理事長/東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座 教授)

「次期アクションプランの動物分野の数値目標」について
浅井 鉄夫(岐阜大学大学院連合獣医学研究科 教授)

ラウンドテーブルディスカッション

次期アクションプランにおける数値目標の設定にか かる論点

モデレーター:
柴田倫人(日本医療政策機構 マネージャー)

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